さて、これまで、効率的に脂肪燃焼ができる縄跳びの方法やコツ、注意点などについて述べてきました。
最後に、縄跳びダイエットをより効果的なものにするマッサージやストレッチについて紹介します。

全身の筋肉を使う縄跳びの後には、しっかりとストレッチをすることが大切です。
運動の後で筋肉が硬直すると、血流が滞って酸素や栄養の供給が減少してしまい、凝りや疲れが発生しやすくなります。
ストレッチは、固く縮んでしまった筋肉を伸ばすのに有効です。
柔らかくなった筋肉は血流を流すポンプの機能を取り戻し、酸素や栄養の供給を行って老廃物や疲労物質を体の外へ押し流します。
ストレッチは、運動後の筋肉をほぐすだけでなく、健康な体を作るためにも欠かせないものなのです。

ストレッチは、縄跳びをする際に特に負担がかかる体の部位に入念に行うようにしましょう。
このとき、反動をつけて行わないようにしてください。
反動をつけて行うと、筋を痛めてしまいます。
また、呼吸はゆっくりと息を吐いて吸い、体を動かすスピードはこの呼吸に合わせるようにしましょう。
ストレッチの方法ですが、まずは立った状態で関節を意識しながら膝や足首を曲げたり伸ばしたり、回したりしてください。
さらに、首や肘、肩、腰を回しましょう。
このことによって血流の流れがよくなります。

関節をほぐした後は、筋を伸ばすようにしましょう。
立った状態で足を肩幅に開き、膝を曲げながら左右に体重を移動するようにしてください。
床に座って前屈を行うとさらに効果的です。

縄跳びの後のストレッチで特に大切なのが足のストレッチです。
まずはアキレス腱や膝を延ばすなどのストレッチを繰り返してください。
次に、立った姿勢から上半身を曲げて、両足の前で両手が地面につくように手を伸ばし、肩幅の2倍ほど足を開いて左右両方のつま先に両手をのばすようにしてみましょう。
アキレス腱が延ばされるとともに、足の裏の腱も伸ばすことができます。

足の指のストレッチも試してみましょう。
床に座り、膝を曲げて片方の足をもう片方の足の付け根あたりに持ってきて、足の指を手の指で1本ずつつまんで力を入れ、マッサージをしてみてください。
そのあとは、足の指と指の間に手の指を入れて足首を回すようにしてみてください。
最後に、足の指をそらすようにして伸ばし、反対側も同じようにストレッチをしてみましょう。

さらに、運動後の疲労をほぐすマッサージについても紹介します。
マッサージを行うことで、疲労骨折などの疲労によるけがの予防にもつながります。
具体的な方法ですが、まずは指や手のひらを使って腕や足などを軽くさするようにしましょう。
血行が促進され、新陳代謝の向上にもつながります。
次に、指や手のひらを使って腕や足の筋肉をつかんだりもんだり、押さえたりしてほぐしましょう。
血行が促進され、筋肉ももとの収縮力を取り戻します。
さらに、腕や足を指先や手のひら、手の甲などを使って叩いてみてください。
痛みがないようにしてください。
また、足や腕を間隔をあけて押すようにすると、血液やリンパの流れが促進され、連続して押すと鎮痛効果があらわれます。
マッサージを行う際は、ふくらはぎや太ももを特に注意してほぐすようにしましょう。
踵から膝に向かって手でもむようにして筋肉をほぐしていきます。
3分ほど上下に往復させたのち、手をげんこつの形にして小指側でふくらはぎ全体をたたくようにしましょう。
痛くなりすぎないほどに力を入れることがポイントです。
太ももについても、もむ、叩くを繰り返すようにしてください。
縄とびでは、肩や背中にも負担がかかっています。
背中を軽くたたく程度なら一人でもできるかもしれませんが、十分であるとは言えません。
他の人に手伝ってもらって肩や背中を全体的にもむ、たたくなどしてもらうと効果的です。

マッサージやストレッチは、運動をしたあとには欠かせないものです。
縄跳びをした後には、ぜひ実践してみてください。
縄跳びとマッサージ、ストレッチで健康な体作りを目指しましょう。