ダイエットの最終手段とも言えるダイエットピルはご存知でしょうか。
ダイエットピルは誰でも購入可能で、日本では健康食品に位置づけられています。
しかしながらダイエットピルは医薬品で、医師から処方される薬なのです。
グルコバイもその一つです。
一般名のアカルボースの方が知られているでしょうか。

痩せるためには本来なら暴飲暴食を抑えればよいのですが、それが難しいという方のためにダイエットピルはあります。
食欲抑制剤といってお腹がいっぱいになったように錯覚させて食べる量を減らすためのものもありますが、グルコバイは脂肪吸収抑制剤です。
脂肪を腸で吸収させないようにして吸収抑制することで食べたものがすべて身になるのを防ぐのです。

グルコバイなどのダイエットピルが医師の処方でしか手に入らないのは効果が高い分、副作用も強いからです。
重い副作用としては肝障害の例もあります。また、飲み始めにおなかの調子が悪くなることもあります。
ゴロゴロしたり軟便になって排便の回数が増えたりということもあるようです。
その成分が体質的に合わないというならその他のダイエットピルを試してみた方がよいでしょう。

ダイエットピルは、肥満であれば肥満外来のある病院・美容クリニックなどで処方してもらえます。
ただ病院までわざわざ行くのは面倒だったり恥ずかしかったり、診察料などの無駄な費用を支払いたくないという方は海外からの輸入で手に入れることもあります。
同じくアカルボースの入ったジェネリック医薬品・レボースなどになると成分は同じで効果も同じ、それでいて安く手に入ります。
ただし、安全面を考えるとできればやめておいた方がよいでしょう。
たとえ日本の厚生労働省のようなアメリカの政府機関・アメリカ食品薬品局・FDAで認可されていても日本では未認可の成分が含まれている場合も多いです。
それ以外の商品ともなるとジェネリック医薬品・レボースを語っていながら、成分が含まれていなかったり劣悪な環境で製造されていることも考えられます。

本来のグルコバイは糖尿病患者のための医薬品

ダイエットピルは絶対痩せる薬として医師から処方される医薬品です。
グルコバイも本来は2型糖尿病の治療用に使われる薬です。
今までのお薬はインスリン分泌の促進や調節などの作用の影響で、効きすぎると低血糖になったりふらついたり吐き気がしたりなどの副作用も多くありました。
一方、グルコバイの方は小腸粘膜にあるαグルコシダーゼという酵素の働きを邪魔することで糖尿病に効果をもたらすのです。
αグルコシダーゼというのは糖分や炭水化物をブドウ糖に分解する働きを持っているのですが、この働きを邪魔するため糖分などがブドウ糖になって体内に吸収されるのがゆっくりになり、脂肪合成がしにくくなるのです。
とはいえ、ゆっくりとですが全部吸収されるため体外に排出されるわけではないことは知っておきましょう。
ただし、ゆっくりと吸収するほうが脂肪合成がしにくいので十分ダイエット効果は得られます。

グルコバイですが、特に糖尿病患者の場合、治療薬として他の薬との組み合わせによっては低血糖になることもあるため注意してください。
体に合わず、肝障害が起こることもあります。
今までの糖尿病の薬ほどではないものの副作用の危険性はやはりあります。

服用方法ですが、15歳以上の成人であれば1回に100mgで1日3回までが上限です。
年齢や症状に応じてその量や回数は違ってくるため、やはり医師の処方の下で使用した方が安心です。
糖分や炭水化物の吸収スピードを遅くするという役割から、食後しばらくして服用しても意味はありません。
安心安全に本来の効果を得ようというのであれば、グルコバイを病院で処方してもらって、それを用法用量を守って正しく使用することをおすすめします。